新マルザハールについて簡単に考察。

New Malzahar

malzahar

6.9パッチノート:http://jp.leagueoflegends.com/ja/news/game-updates/patch/patch-69-notes

 

[New] 固有スキル – ヴォイドシフト

マルザハールが一定時間、ミニオン以外からダメージを受けずにいると、次元の狭間を移動して「ヴォイドシフト」に入る。「ヴォイドシフト」中は受けるダメージが大きく減少し、行動妨害を無効化する。ミニオン以外からダメージを受ける、または行動妨害を無効化してから1秒経過すると、「ヴォイドシフト」は終了する。

  • ヴォイドシフトのダメージ軽減 90%
  • ヴォイドシフトのクールダウン ダメージを受けてから23~6秒(レベル1~18)

どっからどう見てもOPすぎるパッシブ。一定時間ダメージを受けず、アクティブになれば敵の最初の攻撃をほぼ無効化して、CCを回避できる。バンシーのようなもの。ブリッツのQのようなピックアップを避けたり、強烈なエンゲージを容易に避けたりできるようになった。

Q – ヴォイドコール

  • コスト 80/85/90/95/100マナ ⇒ 60マナ
  • クールダウン 9秒 ⇒ 6秒
  • ダメージ 80/135/190/245/300 ⇒ 70/110/150/190/230
  • 反映率 0.8魔力 ⇒ 0.7魔力
  • 発動までの時間 0.25秒 ⇒ 0.5秒
  • 削除発動後の遅延 0.5秒 ⇒ 削除

ベースダメージとAPレートは落ちたけど、マナコストとクールダウンが下がった。DPSの面から見るとバフ、バーストの面から見るとナーフ。全体的にみると多分ナーフ。今後はバーストを出すためのAPではなく、マナやCDRの確保に焦点が置かれるようになると思う。

[New] W – ヴォイドスワーム

ヴォイドリングを召喚する。ヴォイドリングが最初にチャンピオン、大型モンスター、特殊モンスターを攻撃するか、ユニットのキルをアシストすると、そのヴォイドリングと同じ持続時間を持つヴォイドリングを新たに発生させる。3体以上のヴォイドリングが存在していると、それら全てが50%の攻撃速度を獲得する。

  • コスト 60マナ
  • クールダウン 20/19/18/17/16秒
  • 射程 450
  • ヴォイドリング持続時間 12秒
  • ヴォイドリングの攻撃ダメージ 10/15/20/25/30
  • ヴォイドリングのダメージ反映率 0.3/0.325/0.35/0.375/0.4合計攻撃力 + 0.1魔力
  • ミニオンへの憎しみ:ヴォイドリングは体力が25%以下のレーンミニオンに対して3倍のダメージを与える
  • モンスターへの共感:ヴォイドリングはモンスターに対しては与えるダメージが75%に減少
  • ロックアウト:現在のヴォイドリングの持続時間が4秒以下の場合、追加のヴォイドリングは発生しない。
  • ターゲット優先順位:ヴォイドリングは「虚性侵蝕」や「ネザーグラスプ」の影響下にある対象を優先的に攻撃し、その対象に向かって行く時は移動速度が100%増加する
  • 削除自分の心配をしなさい!:ヴォイドリングがマルザハールが通常攻撃をしているチャンピオンを優先的に攻撃することがないように変更

今回のマルザの変更の中でもかなりデカイ変更。ヴォイドはAIで動く。Ultの対象を優先的に攻撃するから、Ultを使う際はこのヴォイドを出しておくことが重要になる。個々のダメージは思ったほど高くはないけど、このスキルのおかげでジャングリングは超高速化した。レベル3でソロドラゴンも可能。

E – 虚性侵蝕

  • コスト 60/75/90/105/120マナ ⇒ 60/70/80/90/100マナ
  • ダメージ 80/140/200/260/320 ⇒ 80/115/150/185/220
  • 反映率 0.8魔力 ⇒ 0.7魔力
  • ユニットキル時のマナ回復 10/14/18/22/26マナ ⇒ 最大マナの2%
  • 見ているぞ:侵蝕された敵が「ヴォイドコール」または「ネザーグラスプ」で攻撃されると、「虚性侵蝕」の効果時間が更新される。

ダメージは落ちたけど、マナコストは下がって、最大マナの2%が返ってくるようになった。QかUltを使うと効果時間が更新されるようになったから、レーン戦ではQを打つタイミングが重要になる。

R – ネザーグラスプ

対象のチャンピオンに2.5秒間サプレッション効果を与え、その周囲に負のエネルギーに満ちた領域を作り出し、その中にいる全ての敵に一定時間ダメージを与える。

  • ヴォイドゾーン持続時間 5秒
  • ダメージ 250/360/440 ⇒ ヴォイドゾーン内の全ての敵ユニットに毎秒最大体力の6/8/10%
  • 反映率 1.3魔力 ⇒ 毎秒、100魔力につき、対象の最大体力の1.5%
  • 削除キャスト時間 0.25秒 ⇒ 削除

キャストタイムが消えて、割合ダメージを与えるようになった。今までのWとUltを合わせたようなスキル。対象を指定する必要があるけど、ヴォイドゾーン内の敵すべてにダメージを与えることができる。

 

まとめ

今回の変更は間違いなくバフ。明らかにぶっ壊れのパッシブをもらったし、ゲーム終盤のスケールもかなり良い。Eのマナ回復の仕様変更や、Qの変更から、APを積むよりも、マナを確保するビルドの方が合うと思う。クリセプも相性抜群らしい。

参考にしたページ:https://www.reddit.com/r/LeagueofLegendsMeta/comments/4htaw9/new_malzahar/